外反母趾測定システム「フットアドバイザー」をご利用いただいた皆さん、検査の結果はいかがだったでしょうか?
思ったより良かった方も悪かった方も、大事なのはこれからです。
この検査をきっかけにこれからどうしていくかで、あなたの足の健康は大きく変わります。
申し遅れました、私は外反母趾改善の専門家、中島武志と申します。
あなたの足は、実はこれからのちょっとした取り組みで、疲れや痛み知らずはおろか、可愛い小足・羨望の美脚にすることも可能なのです。ここではそれをお伝えします。

診断の基準
今回のこの検査は親指の付け根の角度を測って、以下のような基準で診断を出しています。
診断結果の基準・分類

この角度の測り方や診断基準は、多少の誤差はあるものの、整形外科などで行われる検査や診断基準と、大筋は変わりないと思っていただいて構いません。
検査でわかること
外反母趾の方は、広がってしまった形や痛みなどでお困りだと思います。
もし今あなたがそれらのことでお悩みなら、もちろんいち早く解決しなくてはいけませんね。
しかし外反母趾の問題は実はそれらだけではなく、あなたの体にもっと様々な影響が出てしまっているのです。
「角度の大きさ=横幅の広がり」
外反母趾は実は「親指が内を向いた病気」ではなく、「親指の付け根が横に広がった病気」です。
同じことのように見えて、この二つには大きな違いがあります。
親指の付け根が横に広がったということは、足の横幅が広がったということ。
足の横幅が広がっているということは、足の骨同士が緩んで隙間ができていて、足の骨がぐらぐらになっているということ。

足の骨は外反母趾ではない方と比較すると、このような形になってしまっています。
いかがでしょうか?
指と指の間や、丸を付けているあたり(足の甲あたり)の骨の間が、隙間だらけになっているのがわかるでしょう。
実はこの状態になってしまっていることこそが、外反母趾の一番の問題なのです。
足のぐらぐらは、全身に影響アリ
足がぐらぐらということは、その上に乗っている体はどうなるでしょうか?
根っこが弱った植物、基礎がぐらついたマンションの様なものですよね。
足のぐらぐらの影響は、ご自覚は無くても全身に出てきているのです。
むしろなかなか治らない体のお悩みは、その足の状態が関係している可能性が高い、とさえ言えます。
判定別の注意点
もちろん生まれつきの状態がどれぐらいだったか、によっても変わりますので、それだけで断定はできません。
しかし外反母趾の角度がわかれば、どれぐらい骨が緩んでいるか、そしてその影響がどんな症状にまでつながっているのかがわかります。
A判定の方の注意点

あなたの足は現状、外反母趾ではありません。
しかし靴やけがの影響、仕事内容の変化等で足の状況は変わっていきます。
半年に一度ぐらいはセルフ健康診断のつもりで、角度チェックをするとよいでしょう。
また角度から見た問題はないものの、それで足は全てOK、という訳ではありません。
注意しましょう。
B判定の方の注意点

このぐらいの角度になってきた方は、足の横幅も良かった時に比べ3~5ミリ程は広がってしまっています。
その緩みによるぐらつきを抑えようと、無意識に踏ん張っている状態。
もしあなたが足が疲れやすい、すぐにむくむ、冷えが取れないなどでお悩みの場合、この足の骨のゆるみが影響しています。
また上げたつもりの足が上がらない、何もないところでも良くつまづく、電車で他の人よりよく揺れている気がする、などが出ている場合もあります。
C判定の方の注意点

このぐらいの角度になってきた方は、足の横幅も良かった時に比べ5~7ミリ程は広がってしまっています。
その緩みによるぐらつきを抑えようと、無意識に踏ん張っている状態。
もしあなたが足が疲れやすい、すぐにむくむ、冷えが取れないなどでお悩みの場合、この足の骨のゆるみが影響しています。
また上げたつもりの足が上がらない、何もないところでも良くつまづく、電車で他の人よりよく揺れている気がする、などが出ている場合もあります。
そしてその不安定による無意識の踏ん張り状態が長く続いているため、足裏では魚の目やタコ、巻き爪などができて来ている方も。
また脚全体の形にも影響が出始めており、特に太ももの前側がパンパンに張っていたり、特にそこだけ太くなっていたりします。
毎日が踏ん張り状態による「無用な筋トレ」状態のせいだと言えます。
D判定の方の注意点

このぐらいの角度になってきた方は、足の横幅も良かった時に比べ7~9ミリ程は広がってしまっています。
その緩みによるぐらつきを抑えようと、無意識に踏ん張っている状態。
もしあなたが足が疲れやすい、すぐにむくむ、冷えが取れないなどでお悩みの場合、この足の骨のゆるみが影響しています。
また上げたつもりの足が上がらない、何もないところでも良くつまづく、電車で他の人よりよく揺れている気がする、などが出ている場合もあります。
そしてその不安定による無意識の踏ん張り状態が長く続いているため、足裏では魚の目やタコ、巻き爪などができて来ている方も。
また脚全体の形にも影響が出始めており、特に太ももの前側がパンパンに張っていたり、特にそこだけ太くなっていたりします。
毎日が踏ん張り状態による「無用な筋トレ」状態のせいだと言えます。
ここまで緩んでしまうと、影響は足や脚だけではなく、全身の姿勢にも。
不安定のバランスを取ろうと反り腰になったり猫背になったり、ストレートネックにもなったりします。
そのせいで腰痛や肩こり、頭痛に悩ませられている方も多いでしょう。
これらは全体のバランスでなるので、腰だけ、背中だけ、首だけの歪みで発生している訳ではないのです。
もちろん治そうとしても、そこだけを治すというのは無理があります。
いびつに積んだ積み木を治すには、下から積みなおす必要があるのと同じです。
E判定の方の注意点

このぐらいの角度になってきた方は、足の横幅も良かった時に比べ1センチ以上広がってしまっています。
その緩みによるぐらつきを抑えようと、無意識に踏ん張っている状態。
もしあなたが足が疲れやすい、すぐにむくむ、冷えが取れないなどでお悩みの場合、この足の骨のゆるみが影響しています。
また上げたつもりの足が上がらない、何もないところでも良くつまづく、電車で他の人よりよく揺れている気がする、などが出ている場合もあります。
そしてその不安定による無意識の踏ん張り状態が長く続いているため、足裏では魚の目やタコ、巻き爪などができて来ている方も。
また脚全体の形にも影響が出始めており、特に太ももの前側がパンパンに張っていたり、特にそこだけ太くなっていたりします。
毎日が踏ん張り状態による「無用な筋トレ」状態のせいだと言えます。
ここまで緩んでしまうと、影響は足や脚だけではなく、全身の姿勢にも。
不安定のバランスを取ろうと反り腰になったり猫背になったり、ストレートネックにもなったりします。
そのせいで腰痛や肩こり、頭痛に悩ませられている方も多いでしょう。
これらは全体のバランスでなるので、腰だけ、背中だけ、首だけの歪みで発生している訳ではないのです。
もちろん治そうとしても、そこだけを治すというのは無理があります。
いびつに積んだ積み木を治すには、下から積みなおす必要があるのと同じです。
ここまで緩むには、かなり長い期間がかかっているはず。
そのせいで膝や股関節に痛みや変形が出ていたり、腰や首のヘルニアなどを患っている方もおられるでしょう。
実は足の状態がその黒幕だったということです。
なのでそれらを治すのにも、この足の骨のゆるみを治すことが必要なのです。
F判定の方の注意点

このぐらいの角度になってきた方は、足の横幅も良かった時に比べ1.5センチ程は広がってしまっています。
その緩みによるぐらつきを抑えようと、無意識に踏ん張っている状態。
もしあなたが足が疲れやすい、すぐにむくむ、冷えが取れないなどでお悩みの場合、この足の骨のゆるみが影響しています。
また上げたつもりの足が上がらない、何もないところでも良くつまづく、電車で他の人よりよく揺れている気がする、などが出ている場合もあります。
そしてその不安定による無意識の踏ん張り状態が長く続いているため、足裏では魚の目やタコ、巻き爪などができて来ている方も。
また脚全体の形にも影響が出始めており、特に太ももの前側がパンパンに張っていたり、特にそこだけ太くなっていたりします。
毎日が踏ん張り状態による「無用な筋トレ」状態のせいだと言えます。
ここまで緩んでしまうと、影響は足や脚だけではなく、全身の姿勢にも。
不安定のバランスを取ろうと反り腰になったり猫背になったり、ストレートネックにもなったりします。
そのせいで腰痛や肩こり、頭痛に悩ませられている方も多いでしょう。
これらは全体のバランスでなるので、腰だけ、背中だけ、首だけの歪みで発生している訳ではないのです。
もちろん治そうとしても、そこだけを治すというのは無理があります。
いびつに積んだ積み木を治すには、下から積みなおす必要があるのと同じです。
ここまで緩むには、かなり長い期間がかかっているはず。
そのせいで膝や股関節に痛みや変形が出ていたり、腰や首のヘルニアなどを患っている方もおられるでしょう。
実は足の状態がその黒幕だったということです。
なのでそれらを治すのにも、この足の骨のゆるみを治すことが必要なのです。
そしてここまでの段階になってくると、将来杖が必要になってきたり、最後まで自分の足で歩けるのかという問題だったりが出てきます。
改善のために必要なこととは?
いかがでしょうか。
外反母趾は、痛みや変形による見栄えや靴の問題だけではなく、この様に様々な症状の元となっているのです。
しかし逆を言えば、足の状態が改善すればこれらその他の症状も、一緒に改善していくということ。今までお悩みだったものを、一気に逆転するチャンスともいえるのです。
ではどうすれば横に広がった足が締まり、外反母趾が改善するのでしょうか?
それにはまず「何をすれば」の前に、「なぜそうなったか」を理解することが必要です。
外反母趾の原因に対する、よくある誤解
外反母趾の原因を「ハイヒールのせい」だとか、「遺伝でどうしようもない」だとか、「足指を使わない生活で退化したから」と思っていらっしゃる方が多いようです。
しかしこれらはすべて、正しくはありません。
ハイヒールを履かないのになった、という方は大勢おられます。
男性もなりますし、裸足の民族の方々でもなっておられるほどです。
遺伝は確かに関係はありますが、それがすべてではありません。
あなたの外反母趾が生まれつきその形・その状態だったわけではなく、どんどん進行してきていることからも明らかです。
足指の退化でもありません。
裸足の民族の方の話でもそうですが、足指を強く使う必要のあるプロスポーツ選手などにも良く見られるからです(例えば元フィギアスケーターの八木沼純子さんは、外反母趾の治療経過をブログで挙げておられます)
では、いったい何が原因なのでしょうか?
外反母趾の本当の原因
実は外反母趾の本当の原因は、「良くない足の使い方(歩き方)」にあるのです。
以前から私は先ほどの様に消去法で考えるうちに大まかには、歩き方の中に問題があるはずだとは思っていました。
しかし詳しく調べていくうちに、それはその通りであるだけでなく、すでにはっきり解明されていたことだったのです。
私は調べる中で、足の医療の進んでいる国々には足の医療を専門的に学ぶ大学や、そこで学んだ足病医と呼ばれる、足の医療の専門家が存在していることを知りました。
そんな方々には、外反母趾の主原因は「過剰回内(オーバープロネーション)」という、良くない足の使い方(歩き方)の問題だと、すでに知られていることだったのです。
しかし残念ながら日本には足の医療の専門大学もなければ、専門資格もありません。
このような足の医療に対する取り組みの遅れなどが原因で、このことがあまり広まっていないだけなのです。
過剰回内(オーバープロネーション)とは何か、もっと具体的に詳しく知りたいという方は、こちらをお読みください。

歩き方を変えれば、外反母趾は治る
このように、足の骨が緩んで外反母趾になるのは、歩き方が原因。
今まであなたはご自分の歩き方が良くないのかも等と、疑ったことすらないかもしれません。
しかしなんにでも理にかなった無理のないフォームというのがあるように、脚にもその骨格上無理のない自然なフォームがあるのです。
それを崩したせいで、足の形が崩れていってしまったのです。
ということはその改善に必要なの、それは当然歩き方を変えること
そもそもあなたには生まれ持った自然治癒力があるはずです。
擦り傷や切り傷は治るのに、足の状態だけそれが働かない、なんてことはありません。
もし治っていかないとすれば、その自然治癒力以上に「体に負担のかかること」をしているだけ。
それが良くない歩き方だった、という訳です。
なので理にかなった、無理のない歩き方を手に入れることができれば、あなたの足はぐんぐん変わっていきます。
歩き方を変えれば、外反母趾はいつまでにどれぐらい治るのか?
本当に歩き方を変えれば、外反母趾は改善するのでしょうか?
それは間違いありません。
それは理論的にだけではなく、私のこれまでの実績的にも言い切ることができます。
痛みはすぐに改善する
そんな歩き方ができる様になればまず、痛みは早々に無くなります。
よっぽど痛みが強い方でない限り、習得した時点で痛みは感じなくなります。
痛みがとても強い方でも、数日~数週間もすれば皆さん無くなっています。
痛みが無くなるかどうかは、他の病気を併発しているなどのごく特殊な場合を除き、ほぼ全員と言ってよいでしょう。
実際の改善例(測定写真)
そして出っ張った角度はもちろんですが、足の横幅まで細くなります。
本当かな?と思われる方もおられるかと思い、いくつか改善例を挙げてみます。
これらは多くの大学病院でも使用しているフットルックという、信頼性の高い計測器のデータです。

特に左足は重度(40度以上)間近の外反母趾だったのが、正常値(14度以下)一歩手前まで大幅に改善。
横幅も1センチ以上も小さくなっています。
この方の場合ご高齢で、時間はかかっているものの大幅に改善。
中程度後半だった外反母趾が、同じく正常値一歩手前までになっています。
治療に際して、全身の骨格の矯正は行いましたが、足指には一切触れていません(2人目の例の方は、骨格の矯正も行っていません)
私たちにとってこのような改善は珍しくなく、公開許可のあるものだけでも1000例を超えるのです。
全身への効果
これだけ足の状況が改善すると、その上に乗っている体まで大きく変わります。
使う筋肉の位置が変わるので、太ももの前は細くなり、お尻の筋肉が発達し上がり、引き締まって立体的になります。姿勢は良くなり、腰や首に負担がかからなくなっていきます。
多くの方はウエストやヒップ、太もも周りがサイズダウンします。
これらの具体的な数字や写真は、9月発売の私の著書でもモデルの方にご協力いただき、写真付きで掲載しています。
また膝や腰や股関節などの関節の負担も軽くなり、どんどん痛みは軽減していきます。
実際に二人目の写真の方は腰や膝が痛かったのですが、気づけばなくなっていたそうです。
全身を支える足の改善は、それほどまでに大きいということです。
この結果はその時だけの、瞬間的な効果ではない!
そしてこの改善後の結果測定は、最後に診せていただいてから一カ月以上経ってからお越しいただき、指導も矯正も何もしない状態ですぐに撮影したもの。
私たちの最後の測定の基準は、一カ月以上放っておいてどうなっているか。
なのでそのような条件で最後の測定をするのですが、それでこれぐらいの改善は維持しているのです。
そしてその状態は歩き方を維持している限り、一年後でも三年後でも大丈夫です。
また写真の改善例の様に症状が重くとも、ご年配の方でも大丈夫。
リウマチを併発している方や、杖をついている方でも、症状はいくらかは改善していっておられます。
もちろんそれに伴い歩くのは楽で、とても安定感は出ます。
これだけ大幅な改善が、歩き方を変えるだけで得られるのは、それが外反母趾の根本原因だからなのです。
外反母趾を改善する歩き方とは(動画)
具体的にはどんな歩き方をすれば良いのでしょうか?
まずはその場で行進をするように、足踏みをしてみてください。
そしてその動きのまま、ゆっくり前に出てみてください。
いつもよりももを持ち上げるような、この歩き方でOKです。
「本当にこれだけで?」
「一般的に良いと言われている歩き方と、全然違うけど?」
よく言われますが、大丈夫です(笑)
私はこの歩き方を基礎とした「ゆるかかと歩き」という歩き方を指導することで、治療の現場でも成果を出していますし、足の骨格の仕組みから見てもこれで正解です。
これはその簡易版ではあるものの、やってみると痛みのある方であれば、まずそもそも痛みが軽減していることに気づくはず。
続けていくことで、足の形までがどんどん変わっていくのです。
独学での習得が不安な方は、教えてもらえれば確実!
このように、歩き方が改善できれば、外反母趾やそれに連なる症状が改善することは、疑いありません。
ただ、足の状態がよくない方であればあるほど現在の歩き方は、必要とされる歩き方からかけ離れたものではあるでしょう。
また、あなたがこれまで長年ずっとやってきた歩き方を変えるのですから、年月の分の癖は積み重なってしまっているはずです。
なので歩き方自体が特殊で難しいというわけではありませんが、そういった意味での難しさはあるといえます。
そこで歩き方の改善をスムーズにするためにも、「独学」だけでなく「指導」を受けるというのも一つの手段です。
自分の癖を踏まえたうえでのアドバイスや、その方にあった練習方法をお教えしていますので、成果が格段に手に入りやすくなります。
大阪の私のところか、遠方の方は私の認定する「ゆるかかと歩きのインストラクター」が全国にいますので、そちらにご連絡いただくと良いのでしょう。
私はもちろん、どのインストラクターのところでも、毎日の様に改善の報告や喜びの声が上がっていますよ。
https://www.g-cure.jp/work1/facility/
まとめ
外反母趾はあなたの良くない歩き方で発生する、生活習慣病だったということです。
これは足の医療の先進国では、すでに明らかになっている事実。
ということは問題の歩き方を改善すれば、外反母趾は改善できるのです。
しかし注意点は、歩き方にもいろいろあるということ。
残念ながら、一般的に良いとされている歩き方の多くが問題アリ。
私たちのお教えする歩き方が、このような結果につながっているのは、アメリカ足病医学をもとに考えられた、足にとって自然な歩き方だからなのです。
https://www.g-cure.jp/publications/










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