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外反母趾は遺伝が一番の原因なのか?どうしようもないのか?

 

外反母趾の原因の一つと言われるものに、「遺伝」があります。

人によっては遺伝が一番の原因なので、生まれつき決まっていてどうしようもない、悪化を防ぐので精一杯だという方もおられます。

患者さん
患者さん
私の母も外反母趾だったので、仕方のないものだと思っていましたが、違うのですか?
中島先生
中島先生
全く関係がないことは無いですが、遺伝は原因のほんの一部。主の原因はほかにあって、それを何とか出来れば外反母趾は改善できますよ!

どんな遺伝が外反母趾に関係するのか、また遺伝以外の主原因について、専門家の立場からお伝えします。

遺伝の影響は、やっぱりある

結論から言うと、遺伝の影響は確かにあります。

なので子供のころから外反母趾だった、という方もおられるのです。

具体的にはどんな要素の遺伝が、外反母趾に影響するのでしょうか?

影響する遺伝的要素

様々な遺伝的要素が関係しますが、一番よく知られているものが「足指の長さ」の違いです。

殆どの方はご自分の足を見慣れているため、それが当たり前の形だと考えていますが、実はそうではありません。

人によって足のどの指が一番長いかは、その骨格タイプによって違い、それが外反母趾の発生の原因の一つになるのです。

足の指の長さは、ざっくり分けると三つのタイプに分かれます。

この中のエジプト型、足の親指が第二指(親指の隣の指)よりも長いタイプの方は、外反母趾になりやすいといわれています。

大まかに言えば親指が長いため、靴などに当たって折れ曲がりやすい、という訳です。

この他にも、踵の骨の傾き具合や股関節の向きなどの、主に骨格的な遺伝要素が外反母趾の発生に影響します。

遺伝が外反母趾の一番の原因か?

これらの様に確かに、遺伝的に外反母趾になりやすい、なりにくいはあるとは言えます。

しかしご安心ください、それが一番の原因という訳ではありません。

なので、なる人はどうしてもなってしまう、という訳でもありません。

その裏付けとして、ほとんどの方の外反母趾は「状態が年々進行している」ということがあげられます。

もちろんそうなりやすい素養はあったものの、日々やっていることで状態を悪化させている。

そうやって状態が進行しているということは、その「日々やっていること」の中に、本当の主原因があるということになります。

ではその本当の主原因とは、いったい何でしょうか?

遺伝ではない! 外反母趾の主原因とは

外反母趾の主原因は、すでに明らかになっています。

それは実はあなたの良くない足の使い方・歩き方が原因。

未だに日本では外反母趾は「ハイヒールが原因」だとか、「足の指を使わない生活による退化」だとか、「遺伝によって決まってしまっている」などという説が信じられています。

しかしこれらは正しいとは言えません。

日本は主要先進国の一員なので、医療もすべて最先端が受けられると思いがちですが、残念ながら不得意な、進んでいない分野もあるのです。

その最たるものの一つが、足の医療。

足の医療の先進国と言える国には、足の医療を学ぶ専門の大学があり、そこでで学んだ医師を認定する「足病医」という制度があるのです。

アメリカなどはその最たる国で、そんな認定足病医が13000人以上も活躍しています。

しかし残念ながら日本には、そのような教育機関も制度もありません。

このような状況もあり情報が遅れていますが、これら足の医療の進んだ国々では、外反母趾の主原因は過剰回内(オーバープロネーション)というよくない足の使い方、歩き方だと広く知られているのです。

「歩き方」は遺伝では決まらない

ここで話はもう一度遺伝に戻ります。

骨格の形の遺伝によるなりやすい・なりにくいは、正確に言えば「その過剰回内という良くない歩き方になりやすい骨格か、そうでないか」ということです。

その骨格をもって生まれた方は、確かにその歩き方に流れていきやすいのは事実。

しかし歩き方というものは自動的に決まっていて、コントロール不可というのものではありません。

自分で気を付けることも、意識的に変えることも可能です。

それは例えば「肥満になりやすい遺伝子があったとして、それをもって生まれた方は、無い人よりは太りやすいけど、必ず肥満になると決まっているわけではない」

「それを計算に入れて食事をしたり運動をしたりすれば、十分コントロールできる」というのと同じ。

要するに確かにハンデはあるけど、それで人生も運命も決まってしまってどうしようもないわけではない。あくまで自分次第、ということです。

遺伝で決まるのではないからこそ、自分で改善できる!

遺伝ではなく、あなたの日々やっていることが原因だったとわかると、嫌な顔をされる方がおられます。

ご自分に原因があった、というのが嫌なのでしょうか。

しかしもし遺伝でどうしようもないのであれば、残念ながらご自分では治すこと難しいということ。

ご自分に原因があったからこそ、ご自分で治すことができるのです。

歩き方を変えれば、本当に外反母趾は改善するのか?

外反母趾は良くない歩き方が原因だとすれば、改善に必要なのは歩き方の改善。

本当に歩き方を改善しただけで、外反母趾は良くなるのでしょうか?

本当かな?と思われる方もおられるかと思い、いくつか改善例を挙げてみます。

これらは多くの大学病院でも使用しているフットルックという、信頼性の高い計測器のデータです。

特に左足は重度(40度以上)間近の外反母趾だったのが、正常値(14度以下)一歩手前まで大幅に改善。

横幅も1センチ以上も小さくなっています。

この方の場合ご高齢で、時間はかかっているものの大幅に改善。中程度後半だった外反母趾が、同じく正常値一歩手前までになっています。

このような改善例は私たちにとっては珍しくなく、公開許可のあるものだけで1000例以上所有しているのです。

改善例集 ~外反母趾は本当に「歩き方」で改善するのか?~「ゆるかかと歩き」で外反母趾を改善した方達の、詳細な改善例の一部を挙げました。 外反母趾の判断基準 ~角度の測り方~ これは...

これだけ大幅な改善が、歩き方の治すだけで得られるのは、それが外反母趾の根本原因だからなのです。

まとめ

外反母趾の主原因は、過剰回内というあなたの良くない歩き方。

遺伝で決まってしまい、手術などを受けないとどうしようもない、という訳ではありません。

実際に小学校の時からの外反母趾という方でも、この歩き方を取り入れることで、その殆どの方が外反母趾を改善しておられます。

しかし注意点は、歩き方にもいろいろあるということ。

残念ながら、一般的に良いとされている歩き方の多くが問題アリ。

私たちのお教えする歩き方が、このような結果につながっているのは、アメリカ足病医学をもとに考えられた、足にとって自然な歩き方だからなのです。

スマホやタブレットのカメラ機能で、外反母趾の角度を測定できる無料WEBサービスを提供しています。宜しければご活用ください。

 

ABOUT ME
中島武志
中島武志
外反母趾改善の専門家。アメリカ足病医学をベースとした歩法”ゆるかかと歩き”で外反母趾を大幅改善。公開許可のある改善症例1000例以上(2019年5月現在)。北は北海道から南は福岡まで、その歩行指導メソッドを全国の治療家が続々と導入中。ネイティブウォーキング協会代表理事。